欧樹坤先生&廖裕斌先生作『機巧ベビーシッター』感想(ネタバレ注意)20160410少年ジャンプネクスト!!2016Vol.1掲載

今回の読み切りは中国の新星杯で金賞を受賞した読み切りですね

海外の漫画家志望者ってどれくらいいるんでしょうかね

そもそも現地の漫画雑誌とかあるんですかね

日本にこられるとライバルが増えて厄介ですね笑

逆にいい刺激になるかも…？

というわけで｢機巧ベビーシッター｣

機巧と書いて｢からくり｣と読むらしいです

そもそもこれ誰が翻訳してるんでしょうか…

二人組の先生らしいですがどっちが作画でどっちが原作とかは書いてないです

分担しないで二人で両方するスタイルなんですかね

プロフィールを見る限り欧樹坤先生は作画をされているみたいですね(自転車でドライブとは…？)

あらすじは

世界中で機巧改造人間化が流行している時代に東城区に伝説の不良として知られる赤葵党(ﾁｰｸｲとう)(不良集団)の頭＝赤鉄佑(ﾁｰﾃﾂﾕｳ)が突如現れた機巧ベビーシッターのPっちとの出会いを機に成長する

といった感じ

感想としては

まず今作においてキーワードになっている｢ベビーシッター｣なんですけど

これ翻訳あってるんですかね

扉絵の次のページの2コマ目の絵から

翻訳があっているのは分かるんですが…

明らかに僕らの考えるベビーシッターではないですよね笑

最初扉絵見て

｢べるぜバブみたいな話だろうなー

でベビーシッターは男の方だろうなー｣

と確信して読み始めてみたら完全に逆でびっくりしました笑

まあそれは置いておいて

主人公は戦紋を奪い合う不良集団同士の抗争に見を投じてますがこの戦紋ってどこで何のために作られてるんですかね

あと不良集団は～党って呼ばれてますけど宣伝部長とかいうよく分からない人しか党の人間で出てくるキャラクターがいなくて混乱しました

党員序盤に倒されて出番ほぼ終わりだったし

一応最後にもう一回出てましたね

そもそも主人公の左腕が普通に機械でできてるんですがなぜ機械なのかだとか全く触れられてないですね

回想でもどのタイミングで機械になったとかそういうことが全く書いてないです

というより登場キャラクターが全員サイボーグ(？)な理由が一切なくてイマイチこの世界観が理解できませんでした

ここの説明は流石に欲しいです

ラストでPっちの幻を見ているのかそれともカラクリだから直せたのかなんなのか分かりづらいです

後者の方ならあの主人公の覚醒は何だったんだ？ってなるので自分は前者だと思いたいです

オチもやっぱりベビーシッターってのがひっかかります

ベビーシッターって何なんだ結局！

この世界のベビーシッターは通販で頼むものなのか？サイボーグなの？ロボなの？

機巧ベビーシッターとベビーシッターは違うのか？

？？？

でもまあ

自己存在証明のために戦う青年が誰かの愛の為に戦うようになって成長する姿が描かれていいて結構面白かったです

感想はこんな感じです

日本で漫画を描かれるなら日本語や日本文化の勉強が今後必要だと思います

頑張って下さい！