漫画家志望の痛い日記

漫画家を目指す方や漫画好きの方と意見交換できたらなーと思ってますコメント待ってます

(ネタバレ注意)古屋樹先生作『Vの悪魔』感想20160610少年ジャンプネクスト!!2016vol.2掲載

前回の感想からまた2週間ですね…
ペースを上げるとは何だったのか笑

でも前回の『KAKASHIスクラッパーズ』の感想は
考えを整理しきれないまま書いて
後悔してるので妥協もしたくない…

最後の部分で書きたいことが多過ぎて
長い上に分かりにくい文章になっちゃってたんで

ちょっと書き加えたりもしたんですが
余計にややこしくなって…笑



今回こそは頑張って綺麗にまとめたいと
思ったんですが…今回も長いです
読む場合は覚悟して読んでくださいすいません


では感想いきます!


今回の読切の内容を一言で説明するなら
ヒカルの碁』の基本設定を取り入れたバイオリン漫画
ですね

(『ヒカルの碁』の基本設定は…

現代に生きる無目的な少年と
昔のある競技の天才の幽霊の物語
その競技による事件で亡くなった幽霊はまだ競技に未練がある
その幽霊にとりつかれた少年は
仕方なく競技を始めるが
そのうちその面白さに見せられる
(競技は現代の大勢がよく知らないマイナーなもの)

というような感じ)


別に『ヒカルの碁』のパクリだなんて
言いたいわけではないです

この設定自体もそこまで珍しい設定でもないですし
それによりよい設定というものは引き継がれていくものですからね

(前のネクスト最後の『CROQUIS』の感想で
「これは『NARUTO』に似てて駄目!」みたいな
的外れなこと書いてたの思い出して恥ずかしい…)


でも逆に同じ設定で完成した作品があるからこそ
ハードルが上がるのでそのまま描いても面白くくならないし
扱いが難しいと思います


特に『ヒカルの碁』はアニメにもなったヒット作で
どうやっても比べられてしまいます


正直今回の読切は
ヒカルの碁』と似過ぎているために
無理に変えた部分があだとなって
面白くなくなっているかなと思いました




より細かく以下の3つの項に分けて説明します

①「夢を持つ素晴らしさ」の表現
②主人公と幽霊の分担
③マイナー競技を描く



①「夢を持つ素晴らしさ」の表現

この漫画に登場するキャラクターは大きく2つに
分けられると思います

それは「夢を持っているキャラ」と「夢を持たないキャラ」です

当然主人公のミコトは後者です
大家さんもそうですね
一方で有美やゼノビアは前者に分類されます

この漫画の見所はやっぱり主人公のミコトが
この「夢を持たないキャラ」から「夢を持っているキャラ」へ成長する所ですよね

(主人公の音楽の才能が凄い!という部分は
冒頭で耳がいい設定を伏線として出してるので
あまりにバレバレで見所とは言えないですよね

逆に弦を切って演奏がうまくなるというのは
唐突過ぎて読者を混乱させるだけで
これも見所とは言い難いです)


その「夢を持っているキャラ」への成長を描くには
「夢を持つ素晴らしさ」をしっかり表現しなければ
読者はついていけません

つまり
有美やゼノビアを人間的に素晴らしいという
ことを表現しなければこの読切は面白くならない
ということです

しかし
大半の方が読んでいて思われたでしょうけど

有美の教室を続けられない理由が家賃の滞納という
自業自得である上に

そこで大家さんに怒りを向けるゼノビアの理屈もおかしい

など全くこの表現ができてないです
これだと夢を追う人間が現実の見えない人間のように見えます


読切なので内容を短くするための工夫かも知れないですが
やはりここは違う演出にすべきだったと思います

そもそも素人の主人公に教室の未来を預ける設定に
無理が感じられるのでもう少し小規模な話にするのが
いいかなと思います

例えば…
バイオリンとなんの関わりもないミコトが
ゼノビアに無理矢理連れてこられたバイオリン教室で
生徒達の姿勢に感銘を受けてバイオリンを始めるとか…

…これじゃ塔矢アキラを生徒に変えただけで
ヒカルの碁』の展開と同じですね笑

でもこの設定だと『ヒカルの碁』から抜け出せない…





②主人公と幽霊の分担

この読切の『ヒカルの碁』と大きく違うなと思った所は
「2人で競技に挑む」という所ですね

ヒカルの碁』だとサイが碁を打つときは
ヒカルが指示を受けて碁石を碁盤に置いていますが

基本的に1回の対局を2人で相談して碁を打つことはなく
ヒカルの実力がサイの碁に反映されることはないし
その逆もまた然りです

ですが今回の読切は
2人が片腕ずつ分担して演奏を行う
ということをしています

これは演奏が素晴らしいときや逆に酷い出来のときに
どちらの実力もしくは責任なのか
分かりづらい演出だなと僕は思いました


ミコトの演奏が凄いと言われても
素人がそんなに急に上手になるとは思いにくいし
ゼノビアの実力なのでは?と考えてしまいます

それにミコトとゼノビアの友情物語という要素が
あるわけでもないのでミコトが主人公のこの物語で
山場にゼノビアが演奏に入ってくると正直邪魔に感じました

ゼノビアにも一人の観客でいてほしいというか…
ミコトの成長した演奏が見たいのに…



(そもそもこういう競技を扱う物語では

精神面での成長が競技の実力面での成長に影響し
勝利をおさめてハッピーエンド

という展開にするのがスタンダードで

こうすることで主人公の人間的な成長を描くという部分と
競技の面白さを描くという部分がシンクロするので
すっきりスマートにまとまる上に
読者も展開に納得しやすいので心に響きやすいので
いいんですが

今回の読切では
「主人公が実は天才で弾いてみたら出来た」という展開になっていて
ちょっと雑ではないかなとも思いました)







③マイナー競技を描く

ヒカルの碁』には

「昔の人間が現代の人間に実力が劣らない
それどころか昔の棋士が最強と言われるような競技だから
サイというキャラクターが魅力的に描けること」や

「ヒカルと同世代で
かなり碁が強いキャラクターを出せること」

「キャラ同士が競技を通して対話をしたり
相手の凄さを理解できる対戦競技であること」

など
題材に「囲碁」を選ぶことによる面白さがありますよね



ヒカルの碁』に限らず人気のスポーツものや
競技を描いた作品には「その競技である理由」が絶対あると思います

『ハイキュー』だったら
「ボールを繋ぐ」というチームワークを強調した演出ができる
とか


ですが
今回の読切のような内容だとそれがないので

(ジャンプネクストvol.1の『ケンパトリック』で
ハンドボールがハイブリッドスポーツだ」
と説明されたときにも思ったんですが)

別にこの題材でなくてもいいのでは?
と感じてしまいます



「弦を切る」という演出を可能にしていると
言えるかも知れないですが
これはおそらく
普通のバイオリン奏者のすることじゃないですし…


読者の多くがよく知らない題材を描くという面において
あまり奇抜なことをされると
ただでさえ伝わりにくいのに余計に伝わらない上に
読者がその題材に対して間違った知識や考えを持つ可能性も
十分にあると思います

折角読者と主人公が同じ立場でその題材に
入っていってるのに
突然応用編について話されると
主人公をバイオリン初心者にする意味がないです



そもそも物語というもの自体が

当然そうなるであろうことを積み重ねて
どんどん次の展開に繋げていき
その果てで最初には予想もしなかった展開に発展させることで
読者にその展開に納得させながらも
意表をついて感動させる

というような性質をもっているので

その題材の「あるある」というか
常識の範囲で展開を広げるのがいいのかなと思いました

(…ジャンプではいろいろな競技を
かなり奇抜に描いてきているので
今さら別にいいのかもしれないですが…


絵の説得力はあるんだけど…
やっぱり理屈は欲しいです



僕の中では

理屈度外視の超展開が続いて納得できない
2回目の「理屈じゃない」という台詞を読む
「理屈もある程度必要ではないか」と思う
別に理論的に変でも何でもないゼノビア
「歓声を受けたら病み付きになるから演奏をやめられない
何か目的があるわけじゃなく理屈じゃない」という主張にも何だか納得できない


ということすら起きてました笑



以上の3つが今回の読切で
ヒカルの碁』から無理に変えたことで
面白くなくなっている部分だと思いました


よって今回の読切についての僕の一番の感想は

バイオリンについてもう少し
取材を進めてから描くべきだったのでは?」

ということですね

取材が少ないために個性が出せず
ヒカルの碁』の設定に振り回されてる感じがします


そもそも『ヒカルの碁』のこの設定が
あの作品で完成形になってると思うので
やめた方がいいと思います



全く新しい設定にするか
昔からよくあるようなもう少し個性の薄い設定にするか

せめて『ヒカルの碁』の設定に新たに
何か描く余地を与えるような設定を加えて
少し変化させてみるとかでないと

「劣化『ヒカルの碁』」か「『ヒカルの碁』のパクリ」の
どちらかに絶対なってしまいます
これは避けられないです



「設定を少し変える」というのは
キャラクターの置き換えをストレートにし過ぎないとかですかね

キャラの役割に目をやって
それを果たせる別の立場のキャラに置き換えてみるとか

例えばサイの役割は幽霊であることではなくて
ヒカル(や読者)に囲碁の面白さや楽しさを伝えることだから
バイオリンの先生とか学校の先輩にしてみるとか

もっと別の立場のキャラクターを用意してみるだけで
先の展開も『ヒカルの碁』にはない広がりが出るんじゃないかと思います



最後に…
この内容でこのタイトルなのも疑問です

ヒカルの碁』に「サイの碁」って
タイトルをつけてる感じを受けます

ミコトを「悪魔」だって言ってるのかな…?





(ネタバレ注意)加賀野健太先生作『KAKASHIスクラッパーズ』感想20160610少年ジャンプネクスト!!2016vol.2掲載

前の『フダツキ』の感想から
二週間は空いてますね…
 
このペースだと全部の感想書き終わる前に
次のネクスト(GIGA?)が発売してしまうのでは…
 
 
急ごう笑
 
 
 
というわけで感想に移りたいんですが
 
いつもこの辺りに僕が書いてる
文章力の欠片もないあらすじ紹介について
 
読みづらい上に
そもそも不要ですよね笑
 
 
内容思い出してもらおうと思って
書いてたんですけどね
 
 
ここの感想読んで下さってる方は
みなさんネクスト買ってるだろうし
 
 
 
 
 
なので
今回もあらすじ(というか大体の内容)は
一応書くんですが
かなり簡単な紹介にしておきます
 
 
 
『KAKASHIスクラッパーズ』の内容は
 
人間のヒロとカカシロボットのボボロの
SF友情バトル漫画
 
 
ですね
 
 
 
率直な感想を書くと
個人的にはあまり面白いとは思えませんでした
つまらなくはないけど…
 
 
というわけで
その理由を
これら4つの項目で説明します
 
 
人工知能への感覚の違い
②すんなり友達になる違和感
③それを友情とは言わない
④世界観とキャラクターのズレ
 
 
今回はちょっと長いです
 
 
 
まず「①人工知能への感覚の違い」から書きます
 
みなさんは最近の人工知能(AI)について
どれくらいご存知ですか?
 
人工知能とは言葉の理解や問題の解決を人工的に作り出した
学習機能を持つプログラムに行わせる技術で
 
今回の「KAKASHI」も
この人工知能のひとつと言えます
 
 
人工知能の技術について紹介している番組や動画を見ると
おそらく多くの人が「こんな凄いことができるのか」という希望と共に「人間がロボットに支配されていくのでは」という恐怖の感情を抱くと思います
 
(人工知能が書いた小説が結構面白いとかいう話も聞きますが
漫画もそのうち…怖い笑)
 
 
しかし
 
「KAKASHI」に支配されて10年たった世界に住む
この漫画の中のキャラクター達と
今の時代に生きる僕らの感覚はかなり違っています
 
 
「カカシに話しかけられても返さない」
という注意文をヒロが読む場面がありますが
僕らの感覚からすれば壊れたロボットが何を話そうが
基本的に全部無視しますよね
 
他にもロボットの生首で驚く人間もいないでしょう
(あれは生首に驚いたというより
ロボットが自分の所にやってきたことに驚いたのかな?)
 
 
 
 
この違いは何か?
 
 
 
それは
 
『僕らは「KAKASHI」を「壊れたロボット」と認識しているが
ヒロ達は敵の「種族」として捉えている』
 
という部分ではないでしょうか
 
 
 
正直ここはヒロと読者の距離を
大きく遠ざける要因になってしまっているような気がします
 
こういう『ターミネーター』のような設定を使うなら
キャラクターの感覚を観客にある程度揃える必要があるかなと感じました
 
 
 
 
次に「②すんなり友達になる違和感」について
 
 
僕は今回の読切を読んでいて
HUNTER×HUNTER』のイカルゴを思い出しました
 
「キメラアント」も人間の知恵を吸収して成長する「種族」で
人工知能との違いは人間に「支配の恐怖」しか
感じさせないところだけです
(「KAKASHI」も希望を感じさせないけれど)
 
 
そんな「キメラアント」のイカルゴと人間のキルアとの
友情の成り立ちは実に自然で説得力があります
 
 
ですが今回の読切にはこの説得力が足りないかなと思います
 
 
互いに敵対する「種族」なのだから
最初はもっと警戒して接するべきだし
 
この内容なら戦いの最中に友情が生まれるのが
自然だと思います
 
仲良くなるのにもっと紆余曲折あるべきですよね
 
 
 
 
 
次に「③それを友情とは言わない」について
 
 
恋愛物語で主人公に好きな人がいるのに
それを主人公が妥協して他の人と結ばれて
終わりを迎えたらどう思いますか?
 
 
「妥協するなよ!」ってなりますよね
 
 
友情物語でも同じでその友達でないと駄目なんです
 
友達ができれば誰でもいいわけじゃないんです
 
 
今回の読切では確かにヒロとボボロが
友情を確認しあって終わりますが
 
ヒロがボボロを助けに行った理由が
「友達なのに助けに行かなくていいのか?」
という義務感であるのが納得いかないです
 
「友達だから助けなきゃ」じゃなく
「ボボロじゃなきゃ駄目だから助けたい」という思いで
助けに戻ってほしいです
 
 
 
 
というかヒロは逃げた直後に
「カカシ同士で仲良くするのがいい」って思ってるけど
あそこからどう仲良くなると思ったんだろう…?
 
ボボロ死んじゃうと思うんですが
 
 
「カカシ同士何とかなる」の意味も明らかに
「カカシ同士だから話し合えば解決できる」
ってことじゃないですよね
 
 
うーん…
 
 
 
最後に「④世界観とキャラクターのズレ」
 
 
ストーリーというのは大抵
キャラクターの悩みや問題を解決する過程を描くものですよね
 
夢達成の過程の場合も多いと思います
 
 
この「悩み」「問題」「夢」というのは
そのストーリーの世界観(設定)と密接に関わっていて
 
 
例えば
 
ドラえもん』でいえば

未来から便利な道具を出すロボットがやってくるなら
主人公は道具がないとやっていけないキャラクターにして
最後にそのロボットに頼らなくてもよくなるという成長を遂げる
 
とか
 
進撃の巨人』でいえば

巨人に生きる場所を奪われ壁の中に人類が閉じ込められた世界なら主人公は外へ出るための戦いへ向かう
 
という感じになってますよね
 
 
 
こうなっているのは
主人公の「問題」と世界観がうまく噛み合っていることで
主人公の「悩み」の解決がこのストーリー自体のゴールと
一致し物語の収束がうまくいくからです
 
 
 
 
ですが今回の読切では
 
冒頭の世界観の説明で
「人間は食料にほとんどありつけていない」
という解説が入るのにその次の場面で
ヒロがあまり飢えているような感じがないので
 
ヒロの現状の「悩み」や「問題」が読者に伝わってこないし
共感もできないです
 
 
(「KAKASHI」の占有している食料が
畑や田んぼのものだけっぽいのも読者を混乱させてるような)
 
 
【追加
 
そもそもこの読切の世界観なら主人公の一番の悩みは
必然的に「食料が得られず死にそう」というものになるはずであり
今回の読切のテーマの友情を描くための
「友達がいない」というヒロの「悩み」に
読者が共感しにくいです
 
例えば
「食料を分けてくれる友達が欲しい」というように
主人公の「悩み」を少し世界観によせるだけで
かなり印象が変わってくると思います】
 
 
さらに言えば
 
 
物語序盤で語られた主人公(達)の悩みが
中盤の展開が伏線となって
終盤に解決されるのが盛り上がるのに
 
今回の読切は
 
序盤登場の「悩み」(友達がいない)は中盤で
あっさり解決していて
 
次の新たな「悩み」(友達を守る力がない)が終盤手前で発生し
終盤にそれを解決する流れになっている
 
 
 
 
 
『フダツキ』でも思ったんですが
主人公の悩みが終盤直前で明かされ
それを終盤で急遽解決する流れは
感情の盛り上がりに欠けると思います
 
(『フダツキ』ではクライマックス直前まで
主人公に何の「悩み」もなく話が進んでしまっています)
 
 
この設定で友情ものを描くなら
 
終盤で
敵対する「種族」との生まれるはずのない友情が
主人公達に生まれるという展開がよかったのではないでしょうか
 
 
多分「害獣(人間)のための進化」を描くための
この設定でありこの世界観なんだと思うんですが
それが逆に読者には飲み込みづらいんじゃないかなと感じました
 
 
それなら「力が欲しい」という部分を最初から
描く必要があったと思います
 
ヒロなら飢餓で友達を亡くしているとか
 
ボボロならKAKASHI同士の力比べに
友達が巻き込まれ死んでいくのを助けられなかったとか
 
こういう掘り下げがあるとよかったんじゃないでしょうか
 
 
 
 
感想は以上です
 
 
 
 
 
やたら偉そうな文章な気がするな…笑
 
 
 
 

(ネタバレ注意)秋山貴志先生作『フダツキ』感想20160610少年ジャンプネクスト!!2016vol.2掲載

「ここだけの秘密」を見返すために
ジャンプVSを読んでて思ったんですけど
なんでネクストの作家の紹介ページに
過去の読切や連載についての紹介も
載せてくれないんでしょうか

今回の秋山先生もネットで調べるまで
「トゥー・バッド」の方だと気づきませんでした

誰か編集部に頼んでくれないかな…なんて笑

いろいろ事情があって無理なんですかね



それはいいとして感想です



大体の内容を説明すると



町1番の不良=フダツキだったが
紆余曲折あって霊幻道士に強力なお札をつけられて
本当に「フダツキ」になってしまった鹿羽(シカバネ)が
妹を守るために
連続少女通り魔事件の犯人(キョンシー)と
戦うバトル漫画



ですね



最初のこの漫画への僕の印象は
絵が雑ってところですかね

デジタルの作画に切り替えられたのか
前作よりも絵がかなり粗くなってますよね

もう少し細い線での作画にした方が
読みやすくなったと思います

前の作画の方が僕は好みです




ストーリーもちょっと雑というか…
前作の方がしっかり作られていてよかった
と思います
(前作は同じ題材で描き直したものなので
今回の読切より練り込まれていて当然ですが)

ダジャレから漫画を作ることはよくあるけれど
そこにもう一歩別の面白さが欲しいです


まず鹿羽が不良であることがあんまり
物語に関係してないですね

関係している点が
霊幻道士やクラスメイトから
不良(フダツキ)が本当にフダツキになってると
馬鹿にされている点だけで
結局ダジャレとしての部分でしかなく
設定に広がりがないです

あえて挙げるなら「幽★遊★白書」の
オマージュっぽくなったくらいで

もっと「不良がフダツキになる」事の
面白さを示せたらよかったと思います



あと主人公が頑丈過ぎるのも
物語の盛り上がりを削いでると思います

「流星症候群」の記事でも書いたけど
今回は人の生きる死ぬがかなり重要な漫画
なのに全然ハラハラしないというか…
なんというか…

結局主人公が無双するだけの漫画で
終わってしまっているような…

体が頑丈な設定は
このダジャレを成立させるための便利設定に
なっちゃってますよね


ダジャレは物語を描きはじめる取っ掛かりに
するのはいいと思いますが
そればかりに捕われていると
そのダジャレだけの漫画になってしまうので
そのバランスに気をつけてほしいです



感想は以上ですね



僕個人としては絵もストーリーも
前作の方が好きです






(ネタバレ注意)岩本直輝先生作『流星症候群』感想20160610少年ジャンプネクスト!!2016vol.2掲載

ジャンプネクスト2016vol.2
やっと全部読めました笑

最近忙しくてなかなか時間がとれなくて…
これでやっと感想が書けます

にしても前回の「NEXT!!1GP」は
「召喚士アレモの悪魔目録」が受賞したんですね

まさかここで
「これまで読んだ中で一番つまらない」
とまで書いたこの作品が受賞するとは…笑

自分の見る目がまだまだってことですかね


「全てが高い水準でまとまっていた」らしいです
そうかな…?…くやしい笑



負け惜しみはここまでにして感想書きます!

今回は結構長文です


今回の読切は「magico」の
岩本先生の作品ですね

連載終了後は読切をかなり描かれてますね
自分が読んだものだけで
この読切より前に3作品ありますね

岩本先生はファンタジー+恋愛が
大きな要素になってる漫画が多いですよね
今回の読切や「magico」「ここだけの秘密」とか

今回の読切は世界観も「magico」に
似てるように思います


内容をザックリ説明すると

死んだ人間が実際に星となる世界での
星を集めて生計を立てている少女スズメと
死んで流れ星になり再び地上に降り立った少年ヨダカとの
恋愛を描いたファンタジー漫画

ですかね
恋愛というとちょっと違う気もしますが
大体こんな感じのストーリーです


個人的には
すごく面白いってわけじゃないけど
他の作品に比べて絵も整理されていて
楽しく読むことができました


ただ題名になってる「流星症候群」が
いまひとつ活かされていないのが残念

流星症候群患者のキャラが
敵の一人だけなのは…

その敵キャラも
「病的に星に願う人」というより
「殺人衝動に駆られてる人」という
イメージの方が強くなってるように思います


スズメの両親を流星症候群患者だったことにしてみるとか
(正直最初読んだとき「両親が帰ってこない」というスズメの発言で両親が流星症候群なのかと勘違いしてました笑)
それかスズメが流星症候群になりかけるとか

もっと流星症候群で話を作れたんじゃないかなと思います



スズメが流星症候群になる気配
なかったわけじゃなかったですね

中盤では

「自分の願いは自分で叶える」

って言っていたけれど終盤で

「ほんとは嘘
願うのをやめただけ
叶わなかったとき辛いのをしってるから」

という自分の真意に気づくスズメの
心の様子が描かれてますし

…でも流星症候群になることが
良くないこととして描かれているのに
主人公がその方向に物語のラストで傾くのは
展開としてうまくないような…

ここはスズメが流星症候群に
なりそうになってるのを最後に
立ち直らせるような展開がいいと思います

確かにスズメが強がって我慢していたのを
ヨダカに頼るようになる場面だから
仕方ない気はするけれど…
恋愛面を描く点で必要ですし




「星」についての設定も納得しずらい部分が
結構ありました

まず
ドラゴンボール的にもしくはデスノート的に
運命が変化して願いが叶うわけじゃ
ないんだなってところですね笑

願いが星に通じても叶わないことがあるなんて…
叶いっこないじゃん笑

最初に流れ星がスズメに直撃すれば
願い叶ったのに…とか思いました笑


流れ星に感情があるせいで願いを
叶えられないってのはどうなんでしょうか



ヨダカが落下の衝撃で叶える願いを忘れる
(これによって感情がまだ表に出ている)
        ↓
ヨダカが敵に出会って願いを思い出し
感情が何かに押し殺されて
スズメ殺害マシン状態になる
        ↓
感情を押さえ付ける何かを気力で
(もしくはスズメの呼びかけで)
振りはらって感情を取り戻し
殺人マシン状態を脱する
        ↓
スズメを助けて終了


という展開でよかったのでは?

(上で書いてる「何か」っていうのは
ヨダカの右手を操っているもののような
何かだと思ってください)


最後の部分がすごくアッサリ終わっていて
いまひとつ盛り上がれない気がしました
上記の展開なら3段目の部分で
苦しみながらもスズメを助けるかっこいい
ヨダカを描けたのではないでしょうか


腕を折るシーンを衝撃的に見せたいのだと
思うけれど主人公が全然痛そうじゃないので
読者に伝わっていかない気がします

(そもそも人の死がそこそこ重要な漫画なのに
何をしたら死ぬのか
何を痛いと感じるのか
という部分が適当なのもどうなんでしょうか)

(上記のことは多くの少年漫画が
適当な部分でもありますが)

自分的には
右手以外は自由に動かせるのが
腑に落ちなかったので
この展開ならそれも解決できるし
いいと思うんですがどうでしょうか?


新感覚だけどドラマが整理され切ってない
読切という印象を受けました


否定的意見ばっかり書いたんですけど
別に嫌いな漫画じゃないしむしろ好きです


特にたまに入るギャグが好きです

読切の中盤に流星症候群のモブが唱えてる願い
岩本先生本人のもの混ざってますよね笑


自分も腰が抜けるほどの漫画描きたいです




と感想は以上です



(これは感想なのか…?笑)


長いですね…
最後まで読んでくださった方
ありがとうございます笑








(ネタバレ注意)豆ちん豆腐ぽんち太郎ちゃん先生作『GHOST』感想20160405少年ジャンプ+新学期読切フェス第5弾

これで新学期読切フェスの感想は終わりですね
なんかジャンプの読切ばっかりに
感想書いてるんですが徐々に
他の漫画雑誌の読切の感想も書いていきたいです

ジャンプは若手の読切の公開が
多いし入手も楽だから
つい流されてしまうんですよね笑


では最後「GHOST」感想書かせて頂きます

…とその前にまず一言いわせてほしいのが
ペンネームが長い件についてです笑

正直言いにくいし覚えにくいし
もう少し簡単に変えてほしいです

本人がいいならいいんですが…
将来漫画が売れた時絶対後悔すると思うんです

ぜひこれ読んでらしたら
改名を検討してほしいです



…まあそれはどうでもよくて笑



あらすじから言うと

「アレ」と呼ばれる怪物と
その対策機関ゴースト科に所属する「ゴースト」が
日常的に戦いを繰り広げている世界で
幼い頃「アレ」に親を殺された主人公の幽野来世(ユノライセ)は
ある日親同様「アレ」に襲われて命を落としてしまう
しかし何故か幽野は「ゴースト」となってこの世に留まったままになってしまう
その時ゴースト科所属の「ゴースト」である太陽(タイヨウ)に出会い…?

という感じ



この漫画を一言で説明するなら
めちゃくちゃ太陽さんに腹が立つ漫画です笑


まず太陽さんは

主人公の親を救えず

さらに

主人公も救えなかった


まあここまでは何か事情があったのかなー
と思えるけど

最後目の前で人が捕まってるのに
ファミレスのメニュー開いて
『チョコと抹茶どっちだ』って…




…ふざけるなああああっ!

学習しろ!

てかこんな奴クビにしろ!笑

それでオチは主人公を試してましたーって…
それで済むと思ってんのか!?
また人死ぬところやったけど!?


それで周りから賞賛されてるし…
ムカつく…!


山場(?)では
太陽さんが主人公に講釈垂れてるけど…
お前にだけは何も言われたくない笑

というか
この長々しい台詞に一番カチンとくるのは
主人公だと思うけどなあ…
なんか勇気づけられてるし…
お前はそれでいいのか笑

トイレの床に寝かせられたり…笑
こんな酷い扱い受けて…


主人公は太陽さんを憎んでるのか何なのかよく分からん…


そもそも主人公自分の弱さを悔いてるけど
悪いの全部太陽さんだから笑

太陽さんの印象が強すぎて
主人公の葛藤に全く集中できないです



…と言うか…


太陽さんだけじゃなくて
この世界の住人の
危機に対する感覚が常におかしい笑


目の前で「アレ」が出現しても
棒立ちで『うわあ…』『捕まってるよ…』とか言ってるだけで
逃げようとか言ってる人間は一人もいないし笑

冒頭の教室での会話も
「アレ」の写真が欲しいって言ってる奴いるけど頭大丈夫?笑
あんなグロテスクな物の写真欲しいか?笑




読んでる途中で絶対わけが分からなくなります笑
読み返しが必須という感じ
作者の意図が全編通して全然掴めない…



あと「コミュ障」とか
気軽に使ってほしくないです…

語弊を生む可能性のある言葉で
避けられるものはできるだけ
避けていくべきだと思います

「気が弱い」とか「いじめられてる」で
いいのでは?

(訂正
「語弊」ともどこか違いますね笑

ともかく僕の言いたいのは
もう少し色々な読者に気を使ってほしい
ってことです)


感想は以上です





個人的な感想だと今回の読切フェスは
「天下一ぶっ殺し学園」が1番面白く
後になるにつれてつまらなくなっているような…
(というか意味不明になってるかな…)
面白いと思えたのは最初の2つまででした


この公開順はどうやって決まったのか
ちょっと気になります

自分はランダムには思えないですね




そんなわけで…

5月2日発売のネクストももう手に入ったので
次はネクストの感想記事になると思います

是非読んで下さい


それでは!



(ネタバレ注意)田沼潤一郎先生作『不知火のもえる道』感想20160404少年ジャンプ+新学期読切フェス第4弾

「もえる」といえば
ジャンプ+で連載中の「ファイアパンチ」
人気というか話題ですよね

絵が綺麗で読みやすいし面白いです

ただスマホで読んでると1話の見開きの文字が
読みづらいなーと思いました笑

スマホタブレットでの公開も
少しは気にしてほしいです

あと残酷描写がしつこく感じるかな…

とか言いたいことは多少あるけど
今のところ(2話まで)は面白いです





まあ関係ない漫画の話は置いておいて
今回の感想書きます


第4弾の「不知火のもえる道」です

ストーリーは

一子相伝の武術(?)である不知火流の後継者の
主人公・萌美(モエミ)が
不知火流を破門された姉・桃萌(トモエ)による
道場破りの挑戦を受ける

というもの


この漫画のコンセプトは簡単に言えば

『現実より強力な力を持った
「萌え」のエネルギーでバトルする』

ってところですかね


うーん…
これ武術とかじゃなくて
政治のやり方の話では…

というかもはや催眠術ですね笑

催眠術の強さを人を巻き込んで勝負ってどうなんだ…
というか催眠溶けてる状態のはずの人間の行動も
狂気じみてて催眠とけてるのかどうか分かりにくいです笑

一子相伝なのに親が出てこないのも
なんでなんだろう…?
なんで親じゃなくて
おじいちゃんから習ってるんだ?
てかそもそも一子相伝である意味は?






…とか…色々思いましたが
どれもギャグ設定だから
いちいち指摘する必要はないと言えばないです


でもギャグであることが微妙に伝わりづらいかな…
(自分に読解能力がないだけか…?笑)


最後メッセージ的な部分もあるから
真面目な部分とおふざけの部分を
明確に分けるためのツッコミキャラが
必要なんじゃないかなと思いました

それっぽい立ち位置のキャラ(九助)は居るけど
その役割をほとんど果たせてないです




それに真面目であるべき部分も読んでて
なんだか納得がいかない…

まず
おじいちゃんと姉の
関係性はそれで解決でいいのかな…?

何故姉が破門されたかについて
全く描かれてないから分からないです…


多分最後まで読んだ感じだと

『姉が「作り物」の「萌え」にとりつかれていた』

ってのが問題だったんだろうけど…


不知火流萌え道は「萌え」を「作る」ことを
目的にした武術(?)なのでは…

おじいちゃんが言いだしたのに
それを否定されると困るというか…


主人公の「萌え」も唐突で
正直「作り物」にしか見えないです

主人公と姉の違いは
モブの反応にしかないように見えます

そのせいで別に「作り物」で
問題ないように感じられます

(ムダ毛処理とかピンク髪
あと衣装は別にいいやん笑)

というか最後の発音しにくくなるギプス(?)
あれも立派な「作り物」では?笑

(女装や猫耳も「作り物」に入るか…?)


この漫画のキーポイントである

『「作り物」ではダメだ』

という主張がガタガタなのはちょっと…



実際整形とかされている方もいるのに
こんな適当な扱いは…

ここはかなり繊細な問題なので
もう少し考えてほしかったです




あと気になったのは

キャラクターの見た目の描き分けが弱いから
髪型で判断するしかないところです
(これに関しては連載漫画でもよくあるけど)

それはまだいいんですが

顔のアップが強すぎて
髪の部分がほぼ描かれてないから
本当に誰だか分からないです

ただでさえ似たキャラが多いのに…
(主人公は眼鏡してるからぎり判断つくけど…)

表情によってはキャラクターの顔が別人になるし…
そのせいで主人公の姉の人体改造も
どれだけ変化したのか分からなくて勿体ない…
見た目はこの漫画で結構重要だと思うので
これはまずい気がします…


正直所々で読み返さないと
理解できなかったです…


ラストが唐突にグロテスクなのもびっくりしました笑
これが許されるなら
「天下一ぶっ殺し学園」の閲覧注意いらないのでは(それはないか笑)



「スミゾメサン」を読んだ感じ

『女の子の可愛い仕草を描くのがうまいから
次回作はこの題材で行こう』

って結論なのかなーという印象ですが


「スミゾメサン」はギャップ萌えだったのに
この漫画は
『これから「萌える」仕草やりますよ』
って言っちゃってるような…

予想外が面白いのに…
あざとくて萌えられないです笑

これは好みの問題なのかな?


感想は以上です


自分はどうでもいいことに
捕われすぎなのかもしれないな…笑



(ネタバレ注意)小田原愛先生作『魔喰~魔法の捜査官~』感想20160403少年ジャンプ+新学期読切フェス第3弾

推理ものは描くのがめちゃくちゃ難しいです
自分は過去に挑戦して挫折しました笑

しかし今回の読切はそんな世界に
『魔法』という要素を加えてより複雑にした
意欲作です

ジャンプには推理ものとの長い格闘の歴史がありますが
今回のアプローチもなんともジャンプらしいです笑

第3弾の「魔喰~魔法の捜査官~」

あらすじは

数少ない「魔喰」という種族の生き残りの
青年リースが仲間の罪を庇って死刑囚となってしまうが
その「魔喰」という種族の
少しの魔力でも感知できる能力を
捜査官のアンネに買われて魔法捜査官として
ある事件の解決の協力を依頼され…?

という感じ

正直推理ものとしての表面上の性質は保ってるけど…
これを推理漫画というのは厳しいですね…



というかそれ以前の疑問が多いような…

まず主人公は強盗犯のギャング仲間を庇って死刑囚になった設定ですけど
これ仲間は死刑になるような
酷い強盗をして逃げのびたってことですよね

そいつを庇ってる人間ってどうなんだ?
人として最低では…
なんか美談みたいな扱いになってるけど…

そんな主人公が最後善人面して犯人と
話してるけどさ…
詫び入れさせるって…
それお前が言えた立場じゃないだろ…

別に王国の法律がおかしいわけでも
仲間が誰かに濡れ衣かけられたわけでもないみたいだし…

むしろ仲間が濡れ衣かけられたことにして
その事件を解決する展開の方がよかったのでは…?

あとそんなショボい犯罪者に
言い残す事を律儀に聴く死刑執行人ってのも…
よく分からないです

それどころか死刑囚の証言を
事件解決の参考にするってどういう神経なんだ…
とか思ってしまう


事件の内容も陳腐というか…
武器王とさえ呼ばれた人間が道端で死んでるって…そんな馬鹿な笑

いかにもこのストーリーのために
用意された事件って感じがします


そもそも推理ものに「魔法」なんていう
ふわっとした設定を入れるのに無理があるというか(今さら)


推理ものが何故成り立つのかといえば
漫画内での「常識」を読者が分かってるから
だと思うんですよね


この漫画の中での「常識」である
魔法や世界設定の説明って全然ないですよね

それどころか推理に必要な部分すら
説明されてないですし…
せめてそこだけは説明するべきでは…

今回においては
エルフの見た目と年齢のギャップについての
説明とかは絶対必要ですよね
僕らは主人公の推理が終わるまでエルフという種族の存在すら認識できないわけで…

(追記

調べて分かったんですが神話のエルフは
実際年齢より若い見た目らしいですね

でもせめてこの漫画の世界にエルフが存在するのかって部分の説明が必要だと思います)

「犯人はホームレスと思わせて実は子供が犯人でした」って…
推理してる読者に失礼ですよ…
これホームレスが犯人じゃない理由が
証拠の中にないし…
最後は魔力の味で判断するって…
それ読者には分からないよ!


そもそも推理ものならまずアリバイを聞いて…とか
段取りがあると思うんだけど…
それも無しに犯人を決めつける捜査してましたよね笑
それは迷宮入りも当然になりますよ笑

というか
主人公が
魔法で殺された人間に残っている犯人の魔力を食べた後に
容疑者全員の魔力食べたら犯人分かるのでは…


推理ものとして破綻してますよね…


主人公の特徴が推理の妨げになるような設定の方が
漫画的に盛り上がると思います

名探偵コナンでいうところの
「体は子供」みたいな設定の方が…

「魔法の世界で推理する」のがコンセプトであるなら
魔法のせいで普通より難易度の高い推理を主人公にさせる方が絶対面白いですよ

この主人公の能力は推理の難易度を
下げるだけのものになっているような…


感想は以上です


ここまで形にしたのにこのままは
本当に勿体ない気がするので
次も近い題材で頑張ってほしいです